しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

身体が頭を諦めさせる

松前公園の桜は、遊歩道に花が散って、葉桜になった木はあるものの、

今日現在、ご覧のようにまだまだ見頃が続いています。

「おとつさん こんなに花が ちつてるよ」(正岡子規

さて、昨日の続きです‥。

4月6日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、青山ゆみこさんの

「人生を「やり直す」ことはできないが、生活は「立て直す」ことはできる」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『「五十の急カーブを曲がり損ねて転倒して」しまい、

 長く心身不調のドン底を這(は)い回ったフリーの編集者・ライターは、キックボクシングを始める一方、

 少しずつ手抜きをすること、手放すことも覚え、ゆっくりと回復していった。

 「身体が頭を諦めさせたのだ」と言う。こののちまた不調に陥ってもきっと身体が教えてくれるだろうと。

 「元気じゃないけど、悪くない」から。』


「身体が頭を諦めさせる」ですか‥。

はぃ、来年には「古希」となる私には、よ~く理解できます。

ただし、手放したり、手抜きをすることが多くなりすぎると、家人からお叱りを受けます。

ご忠告まで‥‥。