朝から降り続いていた雨も昼前には止んで、午後からは春の陽射しが降り注ぎました。
さて、今日から新しい職場にバイクで出勤しました。
雨が断続的に降っていたこともあり、なにか不測の事態があってもいけないので、
時間に余裕をもって、早めに家を出発することにしました。
う~む、バイク通勤の初日からこのような状況になるとは……。
やはり、私は正真正銘の「嵐を呼ぶ男」なのかもしれません。
さて、今日4日の愛媛新聞「地軸」は、「桜」に関するコラムでした。
コラムの次の文章を読むと、
「爆花見」という言葉が、新しく紙面に登場したことが分かります。
『「爆買い」の次は「爆花見」だという。
日本を訪れた中国人が満開の桜の下、花見を楽しむ姿が映像で紹介されていた。
花見の習慣がない中国人にとって、桜をめでるのは貴重な体験らしい。
訪日経験者が増え、旅行の目的が物の消費から、体験へと移っている。
中でも開花時期が短い桜は、希少性もあって人気。
インターネットで桜前線を検索する熱の入れようだ。
中国にも桜はあるが、手入れされ整然と並ぶ風景の美しさは全く違うらしい。』
ごく身近な存在として、めでるに値する「桜」に恵まれている私たち日本人は、
いかに幸福な民族なのか、改めて感じさせてくれる記述ですよね…。
そしてコラムでは、「桜」にまつわる次のような短歌や俳句も紹介されていました。
・世の中に たえて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし(在原業平)
・さまざまな 事思い出す 桜かな(松尾芭蕉)
見ごろを迎えた今年の桜が、今日の雨に打たれた後もなお、
できるだけ多くの人の記憶に残るよう、「長持ち」することを祈ります。
そういう私は、新しい職場に慣れるのにアップアップで、
今年もゆっくりと桜をめでる、「時間」と「心」の余裕がありません。(トホホ……)