今日の日経新聞「キャリアアップ」欄は、
『雑談上手は聞き上手』というタイトルで、
人見知りでも口下手でもうまくいくという雑談の仕方が紹介されていました。
記事によると、雑談を成功させる秘訣は
相手にたくさんしゃべってもらうことで、その極意は二つあり、
「話がうまい人」ではなく、「話しやすい人」を目指すことが一つ目、
相手と対等に話そうとしないで、
相手に教えてもらう姿勢で話をすることが二つ目の極意だそうです。
『雑談が苦手な人は気の利いたことを言おうとしたり、
失言を恐れて当たり障りのない世間話をしたりする傾向がある。
話がうまく続かないと「自分はつまらない話しかできない」
などと落ち込んでしまう。
失敗の原因は「うまくしゃべらなければ」という思い込みだ。
まずはこの考え方を捨てることから始めよう。』
記事には、このようにも書かれていました。
う~む……、なるほど。
人見知りで口下手な私には大変参考になりますが、
そうはいっても、話のきっかけを掴むのは容易ではありません。
この点については、
気持ちよく話してもらうには、思わず答えてしまう質問が必要で、
その鉄則は、相手が答えやすい質問にすること。
①相手の身の回りのこと
②相手の過去について この2つがお勧めだそうです。
う~む、これはどうなのでしょう…?
相手の身の回りことや相手の過去について尋ねることは、
聞き方によっては、玄関に土足で入っていくような感もあります。
私がたどり着いた結論は、
あまりテクニックやノウハウにこだわると、
かえって態度がぎこちなくなるのでないかということです。
人見知りや口下手は、一朝一夕に解決できるものではなく、
結局は、その人の全人格で対応するしかないように思います。
違うかしら…? 人見知りで口下手な私の開き直りでした。(苦笑)