しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

さらに精進を

正月2日は「うす曇り」だったけれど、気温は暖かく穏やかな一日となりました。

9連休という長いお休みも、あと一日となりました。

そろそろ気持ちを仕事モードに切り替えなければなりません…。

 

さて、昨日元旦から、日経新聞では、

作詞・作曲家である小椋佳さんの「私の履歴書」の連載が始まりました。

第1回目のタイトルは、「顧みれば」。

そのなかで、小椋さんが依頼されて書いたという「山河」という歌や

タイトルの「顧みれば」という歌が紹介されていました。

 

小椋さんの曲で私が好きなのは、やはり「さらば青春」でしょうか…。

この曲を最初に聞いた時、かれこれ感動したことを覚えています。

その小椋さんも、もうすでに古希を過ぎられたのですね…。

 

さて、先ほどの「山河」という歌には、次のような一節がありました。

『顧みて、恥じることない 足跡を山に 残したろうか

 永遠の 水面の光 増す夢を 河に浮かべたろうか

 愛する人の瞳(め)に 愛する人の瞳に 俺の山河は 美しいかと』

 

う~む、この境地に達することが、私には果たしてできるのでしょうか…?

また、小椋さんは、ご自身の近況を次のように書かれていました。

 

『14年9月には、古希を期して、いよいよ「けり」を付けようと思い、

 「生前葬コンサート」と題した葬式を4日間もやらせていただいた。

 それでもなお生き延びており、

 現在もステージやら詩曲創りやらのご要請をいただいている。

 「余生」という名の新しい人生を生き直せということかと

 覚悟している昨今である。』

 

古希を過ぎて、なおこの心境…。

私には、古希まで10年という歳月があります。

「還暦に満足することなく、さらに日々精進せよ」

年の初めに、小椋さんの言葉を、このように受け止めた次第です…。