今日は二つの大きなニュースがありました。
まず、一つ目のニュースです。
17日間の選挙戦がスタートしました。投開票日は今月31日です。
選挙戦は、元防衛相の小池百合子氏(64歳)、
元総務相の増田寛也氏(64歳)、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76歳)、
の3人を中心に展開される見通しとなっているようです。
他の地方自治体のこととはいえ、
やはり日本の首都・東京のトップを選ぶ選挙ですから、無関心ではいられません。
これから活発な政策論争を期待したいと思います。
でも、候補者の顔ぶれを見ると、「人気投票」になりそうな気もしています。
次は、二つ目のニュースです。
天皇陛下が皇太子に天皇位を譲る「生前退位」の意向を示されているそうです。
法律の改正が必要となるとのことでした。
そして、天皇陛下が生前退位の意向を示されたことに関し、
作家の半藤一利さんは、次のようにコメントされていました。
『天皇陛下は戦後70年間、憲法の平和主義を守るために尽力されてきた。
自分のやるべきことは全てやった、
役割を果たしきったという思いがあるのではないかと思う。
お元気だと思っていたので、生前退位の意向を示されたことは意外だ。
個人的には続けてほしいが、ご体調は外からは分からず、
無理を言うわけにもいかないだろう。』
う~む……、この半藤さんのコメントが、
国民の大多数の声を反映しているのではないでしょうか……?
ご高齢の身体にむち打って、公務に精励されるお姿には、
畏れ多い言い方ではありますが、「痛々しい」ものがあります。
なんとか、陛下のご意向に沿った方向で実現できればと願っています。