午後5時前に、父が満足げな表情でデイサービスセンターから帰ってきました。
要介護認定を受けてから、今日が初めての体験通所利用の日です。
午前8時20分に施設の職員の方が迎えに来た時には、父は少し緊張した面持ちで、
玄関先で見送る私と妻も少し心配しましたが、どうやら無事に「お勤め」を果たしてきたようです。
その「お勤め」の内容とは、「筋持久力訓練」、「応用歩行訓練」、「リハビリ体操」などなど‥‥。
今年が卒寿の父は、足腰が弱って歩行が覚束ないものの、
食事や入浴、そしてトイレなどは、ほとんど人の手を借りずできるので、
家族の説得に聞く耳は持たず、これまでなかなか介護認定を受けようとしませんでした。
「それがようやく‥‥」、これが私の今の心境です。
ちなみに、地域包括支援センターへの相談や要介護認定の申請、訪問調査の対応など、
本来は私がすべきところを、妻がその全てを行ってくれました。
面と向かっては言っていないけれど、感謝の気持ちで一杯です。
なお、父の要介護度は、軽度な「要支援1」‥‥。
このままだと、認知が進む私のほうが、父を追い抜いてしまうかもしれません。(苦笑)