しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

2012年のキーワード

毎年の年頭に、東レ経営研究所の増田貴司チーフエコノミスト
当該年の日本の産業を読み解く上で重要と思われるキーワードを
10個選定し、解説されています。

今年のキーワードは、
 ①スマートシティ、②風力発電、③クラウド、④異業種間競争、
 ⑤パッケージ型インフラビジネス、⑥先端素材、⑦地産地消
 ⑧ネット通販、⑨日本の強みの再発見、⑩欧州危機と日本産業 です。

この中で、私が興味を引かれたのは、「ネット通販」です。

スタートトゥデイが運営する衣料品通販サイト「ゾゾタウン」は、
試着ができない電子商取引では服は成功しないという常識を覆して成長しており、
会員数は370万人に達しているそうです。
また、日本のネット通販の市場規模は
2010年で対前年比16%増の7兆8000億円で、
過去数年継続的に伸びており、
50〜60代の中高年で携帯やパソコンを扱うことのできる層が拡大していることが、
ネット通販の需要拡大を後押ししている、と解説されています。

私は普段、本をアマゾンで購入することが多いのですが、
実は先週、メンズダウンコートをネット通販で購入しました。
確かに、試着ができないので購入に若干のためらいもありましたが、
返品・交換がOKということもあり、思い切って注文しました。

届いた商品は、ネット上で紹介している内容と変わりなく、
大変満足して、今日からそのダウンコートを着て出勤しています。
寒波に間に合ってよかったです。

日本はこれから本格的な高齢社会に突入し、
買い物難民」と呼ばれる社会的弱者が
過疎地だけでなく都市部においても増加していくが想定されています。
衣料品、本、化粧品、旅行はもちろんのこと、食料品など日常の生活必需品を
ネット通販で気軽に購入できる日もそう遠くないかもしれません。