今年も所得税の確定申告の時期がやって来ました。
何をするにしても面倒なことが嫌いな私は、
税の申告も、定年退職後は「e-tax(電子申告)」を利用しています。
ところが、この申告は1年に一度しかないので、
操作方法などすっかり忘れてしまっていて、また最初から国税庁のHPを読み直すことになります。
そこで今日は、ひとまず、電子申告用の「医療費集計フォーム」の入力に取り組むことにしました。
私は前立腺肥大、妻はリウマチという持病を抱えているほか、
歯の定期検診とか、突発的な病気で受診した費用などを加えると、
1年間に支払う医療費は、二人分を合算すると相当な額になるので、
医療費控除に係るデータの作成は、必須の作業となります。
そして、この時期のこの作業ほど、
ICT(情報通信技術)のスキルに欠ける私にとって、メランコリーな作業はありません‥‥。
でも、そうは言いながら、納税が国民の義務であることは間違いありません‥‥。
この所得税の申告を通じて、公平・公正な税のあり方について、
1年に一度、考える機会が与えられるというのは、実は、とても大切なことなのかもしれません。