しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「とあるお城」の名前

先月27日のこの日記の標題は、「上天は欺き難し」でした。

「爾(なんじ)の俸(ほう)爾の禄(ろく)は 民(たみ)の膏(こう)民の脂(し)なり
 下民(かみん)は虐(しいた)げ易(やす)きも 
 上天(じょうてん)は欺(あざむ)き難(がた)し。」

日記の中で、「とあるお城」と書きました。
お城の名前をどうしても思い出せなくて、消化不良みたいな気持でいましたが、
今日、職場の書棚で、平成12年版の「地方自治小六法」を見つけました。
ある本の後ろに隠れていたので、その存在が今まで分かりませんでした。

早速、地方公務員法を開けてみると……、ありました、ありました。
二本松城「戒石銘」より』と、ちゃんと出典が書いてあります。

『我が国では、二本松城主丹羽高寛が
 諸士登城口の石に刻した。旧内務省にも掲げられていたことがある。』
このような解説も添えられています。

なるほど…。
だから旧内務省出身の後藤田さんがこの言葉を覚えていたのですね。
それにしても、旧内務省に掲げられていたものは、一体どこに行ったのでしょう…?

ところで、昨日(1日)、消費税増税閣議決定されました。
消費税が増税されても、
「下民が虐げられる」ことがないよう、
増税による増収分は、子育て支援社会保障経費の財源として、
有効に活用してほしいと思います。(もちろん、地方自治体も…)