長かった年末年始の休暇も終わって、今日から仕事始めです。
私が所属している組織でも、午前10時から仕事始め式があり、
知事から、「当面する諸課題に職員一丸となって取り組んでいこう」
との訓示がありました。
仕事始めといえば、官公庁はその昔、
職場でお酒を飲んで、お昼過ぎには三三五五解散し、
本格的な仕事は翌日からというのが、一般的な光景だったと思います。
今は、当たり前といえば当たり前なのですが、年始から通常業務を行っています。
さて、仕事始めに臨む今の気持ちを、
どのように表現すればよいのか考えていたところ、
今日の朝日新聞「天声人語」には、タイミングよく次のような記述がありました。
『この年末年始、暦に恵まれて休みが長かった。
体は動かさず、もっぱら口を活躍させた向きには、
体重計は何より怖い乗り物かもしれない。
ともあれ、心機一転である。列島各地、きょうからきっぱりと日常が立ち戻る。
年の瀬のざわめきも、新春の華やぎも一族再会も、
たちまち思い出となって流れ去る。年の入れ替わりは実に素早い。
早めの七草がゆでも食べ、ついた贅肉(ぜいにく)は早めに退治して、
気を引き締めるにかぎる。
〜(中略)〜
「元旦や今年も来るぞ大みそか」などと戯(ざ)れて言う。
この1年、与えられる時間は変わらないが、どんな「時」が流れるかは人しだい。
いい時をつくりたいものだ。オンだけでなく、オフも。』
さすがというべきか、コラムニストの書かれる文章には脱帽してしまいます。
さぁ、私も今日から心機一転、気を引き締めて仕事に励むことにします。
もちろん、オフには読書にも励むつもりです。