三菱UFJリサーチ&コンサルティングの調査によると、
管理職ではない正社員のうち、
管理職(課長以上)になりたいと考えている人の割合は、
男性では43%なのに対し、
女性は12.9%にとどまることが分かったとのことでした。
共同通信社の配信記事と思われる、今月20日の地元新聞を読んで知りました。
管理職を望まない理由について、複数回答で聞いたところ、
「ストレスが増える」、「責任が増える」、「自分に向いていない」が
その主なものだったようです。
う〜ん、その気持ち、よく分かります。身につまされる話です。
管理職は、ストレスの「吹き溜まり」みたいなものですよね…。
その代わり、やりがいもまた大きいものがあると思います。
ただ、ちょっと気になるのは、女性の多くが、
「家庭(プライベート)との両立の難しさ」を理由に挙げていることです。
そこで、ふと考えたのは、
わが娘には、管理職になりたいという「上昇志向」があるのかどうかです。
娘は正社員の銀行員ではあるけれど、
おそらく、家事と子育てに追われる毎日で、
そんなことを考えたこともないのではないかと、父親からは見えます。
女性は、家庭と仕事の両立さえ難しにのに、
家庭と管理職が両立できる社会の実現は、さらに困難な気がします。
必要なのは、すべての当事者の「意識改革」なのかもしれません。