よく晴れて、今日も穏やかな一日となりました。そして今日も、ラグビーの話題です。
関東大学ラグビー対抗戦グループの「早大」対「帝京大」の試合をテレビで観戦しました。
帝京大との実力の差は、まだまだあるように感じましたが、
それでも試合後半には、早大らしいスピードのある連続攻撃から、
鮮やかなトライを挙げるシーンを2度ほど観ることができたので、今日は少しだけ満足しています。
ところで、今日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、将棋棋士・羽生善治さんの
『欠点を直すことに一生懸命にならない』という言葉で、
いつものように、鷲田清一さんの次のような解説がありました。
『過度に慎重なのは愚図(ぐず)や臆病といわれるが、せっかちな判断を正しもする。
欠点は多くは「長所の裏返し」。それを無理に矯正すれば「自分のかたちに何か狂いが生じ、
調子が落ちてしまう」と将棋棋士は言う。
負けがこんでも「足りない部分が明らかにされている」時と考え、
自分にしかない「方位磁石」をじっくり磨くほうが大事だと。
「瞬間を生きる」(撮影・岡村啓嗣〈ひろつぐ〉)から。』
う~む、なるほど‥‥。
『自分にしかない「方位磁石」をじっくり磨くほうが大事』ですか‥‥。
勝負師の羽生さんらしい、深みのあるお言葉ですね‥‥。
将棋もラグビーも、勝負の世界では同じだとは思いますが、
早大は今日の敗戦を反省しつつも、「自分たちの長所」を再確認することによって、