一昨日と昨日、NHK BSシネマで、「ウィンストン・チャーチル~ヒトラーから世界を救った男」と
「アラバマ物語」を視聴しました。どちらも見応えのある映画でした。
前者は、第二次大戦中に英国首相となったチャーチルの
就任からダンケルクの戦いまでの苦悩と葛藤を描いた内容、
後者は、1930年代、南部アラバマ州の小さな町で、弁護士が人種差別に立ち向かう姿を、
その子どもの視点から描いた内容でした。
どちらの作品にも名言がありましたが、前者では、チャーチルの妻クレメンティーンがチャーチルに語った
「欠点があるから強くなれる。迷いがあるから賢くなれる。」という言葉が、
また、後者では、ラストシーンに流れた弁護士アティカスの娘スカウトのナレーション
「他人の靴を履いて歩き回ってみなければ、本当にその人のことはわからない。」という趣旨の言葉が、
強く印象に残りました。
BSシネマの番組HPを閲覧すると、これからも名作の放映が予定されているみたいです。
日々の楽しみがまた一つ増えました。
ところで、今日の日経新聞「ヒットのクスリ」には、「定年後は意外と楽しい」という見出しで、
次のようなことが書かれていました。
『‥‥かつて定年後は趣味もなく、暇を持て余す男性が妻にくっつく状態を
「ぬれ落ち葉」などと表現されていた。しかし終身雇用と年功序列を柱とし、家族型だった会社の姿は変質。
いい意味でも悪い意味でも遠心力が働き、ぬれ落ち葉もすっかり死語になった印象だ。
集団主義と思われがちな日本社会だが、実は「超・個人主義」に変わっている説もある。‥‥』
「定年後は意外と楽しい」ですか‥。はぃ、私も「意外にも」そのように感じています。
「遠心力」が働いているのかしら‥‥?