今年の8月に松山市で開催された「第27回全国俳句甲子園」‥。
そのイベントのなかで、ひときわ印象に残った場面がありました。
「カットメロン 角透けかけて をりにけり」という句で見事に入選を果たした
洗足学園中等高等学校の森有沙さんが、壇上で感極まり、ほかの誰よりもうれし泣きしていたシーンです。
一昨日の9月29日(日)、俳句と向き合う高校生たちのひと夏を追うドキュメント番組
「心に届け、17音~俳句甲子園2024」を、NHK Eテレで視聴しました。
番組の中で森さんは、「今までずっと頑張ってきたので、報われたような気がして。
どうしても写生句が好きだから、その句を出せて、やっと評価してもらえたという気持ちでいっぱいで、
それが本当にうれしいです。」とコメントしていました。
このコメントを聞いて、大会当日の「うれし涙の理由」が私にも理解できました。
番組によると、森さん以外の参加メンバーは全員が1年生だそうです。
頑張ってきた森さんというリーダーの姿を見てきた1年生‥。
洗足学園中等高等学校は、「俳句甲子園」の常連校、強豪校になりそうな予感がします。
来年も愛媛松山に来てください。楽しみにしています‥‥。