しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「政府備蓄米の放出」についての雑感

空気は冷たかったものの、雲がほとんどない青空が広がりました。

澄み切った青空を見上げて、ふと、小椋佳さんの「この空の青さは」の歌詞を思い出しました。

♬ 帰るときめた夜が明ける 一人よがりの冬が終わる

  ああそれにしても この空の青さはどうだ ‥‥


さて、お米の値段が高止まりしています。スーパーの店頭では5キロが4千円弱。

日本人の主食であるお米がここまで高いと、国民の不安・不満が限界に達し、

そのうち「令和の米騒動」が起きるのではないかと、一国民として心配しています。


‥‥と、そんなことを考えていると、今日、次のような記事が新聞に掲載されていました。

農林水産省は最大21万トンの政府備蓄米を放出する方針を決めた。

 焦点の一つは放出による価格押し下げ効果がどの程度あるかだ。‥‥

 ‥‥2024年産米を巡っては、JAなど既存のプレーヤーに加え、

 中小流通業者や外食チェーンなど新興勢力も買い付け競争に参加した。

 買い付け業者の増加で在庫が分散したり、一部の業者が在庫を抱え込んだりした結果、

 JAなどを通じた主要なルートに流れるコメの量は前年比21万トン減った。

 農水省は今回、主要流通ルートから「消えた」量に相当する備蓄米を放出することで、

 品不足感を解消する狙いがあるとみられる。‥‥』


う~む、お米はどこに「消えた」のだろう?

そういえば、コロナウイルスが流行し始めた頃、マスクが手に入らなくなったことがありました。

手に入ったとしても、その値段は法外な値段でした。

でも、次第にマスクの増産体制が整い市場に流通し始めると、その値段は一気に下がりました。


「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」‥。

値上がりを期待してお米を抱え込んだり、販売数量をコントロールしている関係者の皆さん、

なんとか適正価格に戻していただくよう、切にお願いします‥‥。

また、農林水産省の皆さんには、「価格高騰の真因」というか、

「誰がどのような方法でお米を買い集めて、どのように保管されているのか」を調べて、

国民に説明してほしいものです‥‥。