昨日(14日)の日経新聞「春秋」の、
次の2箇所の文章を読んで、ドキリとしました。
『ある大物の経営者が「駄目な会社」の見分け方を教えてくれた。
「大変に申し訳ないのですが、予定より早く着きそうなもので、
いまからお邪魔してもよろしいでしょうか」。
面会相手の社長が、車でこちらのオフィスに向かっている。
その秘書から、こんな電話がかかってくる会社は、組織の衰退が始まっているという。』
『エレベーターの乗り降りなどで、
秘書が社長の前でこれみよがしに、すばしこく動いてみせる会社も要注意だそうだ。
ボスが喜ぶと思ってそうするのだろう。
だが、側近の姿を見て他の社員はまねをする。
そして組織全体にごますり体質が広がっていく。』
う〜ん、まいったなぁ。そんなものなのですかねぇ?
私の場合、どちらとも経験があります。
しかし、前者のケースは、
相手方も合意していたら、要件が早く終わって、
浮いた時間を有効に使えるので、お互いハッピーかな、と思っていました。
後者のケースは、「ごますり」というよりも、
上司や年配者に対する配慮、若しくは礼儀であって、
身体が自然に動くものだと思っていました。
これって、頭が固いのかなぁ〜?
私のような職員がいるがために、
「組織の衰退」が始まっているとしたら、組織に対して申し訳なく、
早く引退をすべきなのかもしれません。
でも、「大物経営者」がいる会社って、どんな会社なんだろう?
一度、その会社の社員を見てみたいなぁ…。すごく興味があります。