日経新聞では、今週から、
「Wの未来 会社が変わる」の連載が始まっています。
今日(26日)はその2回目で、
タイトルは「気がつくと現場に活力 女性がしなやかに革命」でした。
記事によると、
人材派遣のパソナには、抜群の営業成績を誇るチームがあるそうです。
成約率が男女一緒の他チームの2倍という、
通称「キャリアママチーム」と呼ばれる7人のメンバーに共通するのは
(1)いち早く帰宅する(2)子育て中の女性――の2つ。
チームリーダーの
「一分一秒でも無駄にできないからこそ知恵が出てくる」という言葉は、
子育ても仕事も一生懸命頑張っている人だけが言える、とても迫力のある言葉だと思いました。
好成績の秘訣はというと、
情報とノウハウの徹底した共有化で、
毎朝ボードに各人が進捗状況を詳細に書き、
その対応策を教え合う方法を披露するそうです。
う〜ん、なるほど。
情報とノウハウの共有化は、今回のケースに限らず、
すべての組織に当てはまる「業務効率化のための手段」かもしれません。
しかし、普段は、分かっていてもなかなか実行できないことを、
子育て中の女性が率先して模範を示したことで、組織全体が活性化したのでしょうね。
翻って我が娘も、2歳になった孫娘の子育てと仕事に日夜奮闘しています。
娘は、今回のケースのように、職場で業務効率化に取り組んでいるのかな…?
記事の最後には、
『「日本型」の企業風土をしなやかに染め変えていく女性たち。
その革命の先には新たな日本の企業社会の自画像が浮かぶ。』と書かれていました。
「革命」という、ちょっと過激な言葉はともかくとして、
将来の日本が、ごくごく当たり前に、
仕事と家庭が両立できる社会になっていることを願っています。