今日(17日)の日経新聞に、
川村元気さんの「仕事。」という本の広告が掲載されていました。
どうやら、仕事で世界を面白くしてきた
12人の著名人に訊ねた内容の本みたいで、
紙面では[仕事術に関する名言」が紹介されていましたが、
私が気に入ったのは、次の4人の方の言葉です。
・学ぶというのは、ある時期まではそっくりなぞるように真似るということ。
批判する頭の良さより、惚れ込む感性が大事です。(山田洋次)
・やるべきことは自分の原体験の中にしかない。
そこからは自分に飽きないことが重要です。(杉本博司)
・間違っちゃいけないと思って選んだ道でも人間は間違えてしまうもの。
だから、戻ってくる力さえ磨いておけばいいんです。(秋元康)
・何でも自分の肉眼で見る時間を取っておいたほうがいい。
作品を観ることと、物を見ることとは違うんです。(宮崎駿)
・自分が見えている道なんて不確かなもの。
自らが崩落していく感覚の先に、新たな道を見つけることも多いと思います。(横尾忠則)
この名言のなかでも、秋元さんの言葉がとてもいいですよね…。
「戻ってくる力」とは、
「回復力」とか「レジリエンス」とも言えると思います。
でも、素朴な疑問として、
ここまで本の中身を紹介してしまうと、
私のように、広告を見ただけで満足して、
本を買う人が少なくなるのではないでしょうか…?
「諸刃の剣」のような気もしますが、これも販売戦略なのでしょうね、きっと。
- 作者: 川村元気
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2014/09/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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