しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

飲み会の効用

今日の日経新聞に掲載されていた
ぐるなび」の『忘年会はお祭りだ〜その日は、嫌なことを全部 忘れられるらしい』
という全面広告は、なかなか心温まるものでした。

ベトナムホーチミン日本語学校で学ぶ生徒の写真とともに、
その生徒の感想文というか、詩のような文章が掲載されていました。
そのなかの、次の言葉に目が留まりました。

『苦労したほうが お酒が美味しいんだって
 つらかったほうが いっぱい笑えるんだって
 敵がいるほうが きずなは強くなれるんだって

 ボーネンカイハ オマツリダ
 ボーネンカイハ オマツリダ
 くり返しているうちに 教室があったかくなった
 すごいな ボーネンカイ』

さて、忘年会といえば、
若かったころは、午前様は当たり前で、
楽しい仲間と飲んで、歌って、どんちゃん騒ぎをしていました。
その時だけは嫌のことは全部忘れられるのだけれど、
翌日の二日酔いの辛さも、また格別なものがありました。

ところが最近は、気力・体力ともになくなって、
お酒もめっぽう弱くなり、
二次会に行くこともほとんどなくなってしまいました。

でも、広告の文章にもあったように、
苦しかったことや辛かったことを、
気の合った仲間たちと語らい、そして笑いとばし、
過ぎ去ったこととして忘れ、また明日からの鋭気を養うというのは、
忘年会に限らず、飲み会のひとつの効用であると思います。

日記を書きながら、今年飲んだ愛媛の地酒のことを思い起こしました。
ボーネンカイハ オマツリダ」けれど、
飲み会では、銘酒もしっかりと堪能したいものです。