しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

褒め言葉の効用

今日、日経電子版を眺めていると、
「人気連載ランキング」で「やさしい こころと経済学」が1位になっていました。
さっそく、Myニュースにフォローして目を通すことにしました。

すると、『第5章「やる気」を引き出す』の第5回に、
「個人の内側から湧き出てくる内発的モチベーションを
実際に喚起するためにはどうしたらよいのでしょうか。」という記述が…。

…ん?
精神的にゆとりのない今の私にぴったりかも…?
その記事には、次のようなことが書かれていました。

『米ロチェスター大学のエドワード・デシ教授によると、
 内発的モチベーションに影響を及ぼす要因が2つ存在します。
 1つは、能力を発揮し、目標を達成できると認識する「有能感」です。
 もう1つは、取り組んでいる課題について、
 誰からも干渉されず、自らの意思でコントロールできるという「自己決定感」です。
 この2つのいずれかが欠けても、内発的モチベーションは喚起されません。』

う〜ん、なるほど…。
モチベーションが喚起されないのは、
「有能感」と「自己決定感」が欠けているからなのですね…。
続いて記事では、こんなことも書かれていました。

『有能感や自己決定感を認識するのは本人ですが、
 これらの認識を他者が促進させることも可能となります。
 「褒め言葉」は、相手の行動を承認する行為です。
 褒めている内容が有能感を刺激するものであれば、
 内発的モチベーションを高める効果があるはずです。』

確かにそのとおりですね…。
「褒め上手」になることは、
円満な家庭や職場を作るためには、とても大切なことだと思います。

ところで、私も誰かが褒めてくれて、
内発的モチベーションを高めてくれないかしら?
おっと…、こんなことを言うと、
我が家の奥さんから、「甘えるな!」という叱咤の言葉が返ってきそうです