昨夜は、明治大学マンドリンクラブの定期演奏会に行ってきました。
演奏する学生さんは、毎年、入れ替わっているはずのに、
素晴らしいマンドリンの旋律は、毎年変わることがありません。
これこそが「伝統の強み」だと思います。
そして今年も、古賀政男の「影を慕いて」を聴いてきました。
マンドリンの音色でこの曲を聴くと、いつもまぶたに涙が浮かんできます。
演奏会のゲストは、渡辺真知子さんでした。
「迷い道」、「ブルー」、「かもめが翔んだ日」など、
渡辺さんの名曲の数々を堪能してきました。
特に、「かもめが翔んだ日」は、
途中、ポルトガル語の歌詞で歌われて、
いつもと違う曲の魅力を味わうことができました。
キュートな笑顔、迫力満点の歌声、ふくよかな体型(?)、
そしてなによりも、その飾らないお人柄は、
お若い頃と変わらない「素敵な魅力」がありました。
渡辺さんのお話では、
デビューから38年の月日が経ったということ、
「迷い道」を創ったのがデビューした二十歳の頃だった、
とのことでしたから、計算に間違いなければ、
渡辺さんと私とは、一つ違いの同世代ということになります。
そういえば、大学生の頃、
渡辺さんや庄野真代さんの曲が大ブレークしていたことを
懐かしく思い出します。
さて来年は、
どんなゲストとマンドリンのコラボがあるのでしょう…?
歳を重ねても、楽しみにして聴きに行きたいと思っています。