今日の朝日新聞デジタル版「耕論」は、『最期は好きにさせてよ』というタイトルでした。
「認知症になる人やひとり暮らしが増える時代に、
国は医療費を抑えようと「在宅」での医療や介護を推進する。
望んだ最期、幸せな看取(みと)り。実現できるのか。」という問い掛けに、
いつものように3人の有識者の方が答えられていました。
今日はそれぞれの方に、次のような印象に残るコメントがありました。
・施設を選ぶお年寄りは、子どもに迷惑をかけたくないという理由から。
親を施設に入れる子どもは自分の「安心のため」。親の幸せのためではありません。
・介護される人が一番つらいのは、自分のために家族が犠牲になること。
民間のサービスも活用し、担い手が働き、制度の財源を支える事例を積み重ねるしかありません。
(介護者メンタルケア協会代表の橋中今日子さん)
・ピンピンコロリが実現できるのは、せいぜい1割ほどの方たち。
ほとんどの方は様々な病気とつき合いながら、老いていくのが現実です。
だれもが「我がこと」として考えないと間に合いません。
(内科医の遠矢純一郎さん)
う~む、なるほど‥‥。
さて、父が週一回、デイサービスセンターの通所サービスを利用し始めてから、
もうすぐ2か月が経とうとしています。
父がどんな思いで通っているのか。父のために正しい選択だったのか。
今日の記事を読んで、いろいろと考えるところがありました。
「老いる」ということは、人生における最難関の「過程」なのですね‥‥。
追記
徳島の日帰り出張は、思った以上に身体へのダメージが大きいものがありました。
この土日で、気力・体力の回復に努めたいと思います。