昨日、そして今日と、吹く風がとても冷たく、冬に逆戻りしたような寒さでした。
今朝、一目でそれとわかる新社会人の皆さんは、スーツの上に何も羽織らずに通勤されていました。
風邪など引かなければいいのですが‥‥。
さて、その「新社会人」といえば、今日4月1日の日経新聞のサントリーウイスキーの広告に、
恒例の伊集院静さんのエッセイが、次のように掲載されていました。
『 ~(略)~ 今、世界は日々変化して、新しいやり方、新しいゆたかさ、新しい喜びを求めているんだ。
君は新しい人じゃないか。どうすればいいかって? 君の、君だけにしかない個性がそれを実現させるんだ。
反対されてもかまわない。笑われたってイイ。社会は、会社は、職場は、その新しい力を求めているんだ。
最後に、君の個性が、自分だけがイイという品性のない卑しいものではないと信じている。
出世や金だけが目的の人間になるなよ。人は品格だ。それが人間らしさだ。
少し疲れたら、夕刻、一杯をやろうじゃないか。新しい君に乾杯。』
私のような年齢になると、伊集院さんのおっしゃる、「人は品格だ。それが人間らしさだ。」
というお言葉が、「肌感覚」として理解できます‥‥。
いくら頭が良くて優秀でも、その「品格」のない人を、これまでたくさん、この目で見てきましたから‥‥。
新社会人の皆さん、サラリーマンは身体が資本です。くれぐれもお身体をご自愛くださいね。
そして、幅広い教養を身につけて、一人の人間としての「品格」を磨いてください。
新社会人の皆さんと、そして新元号「令和」の輝かしい門出を、心からお祝いしたいと思います。