今月21日の日経新聞「Pickデータ」は、『男性会社員の昼食 平均555円』というタイトルで、
次のようなことが書かれていました。
『会社員の昼食にかけるお金が減っている。
新生銀行が全国の会社員の男女約2000人に一日の昼食代を聞いたところ
男性が555円、女性が581円だった。2018年の前回調査から男性は15円、女性は5円減った。
10月の消費税増税を前に、会社員に節約志向が広がっている。
昼食代は節約の対象になりやすく、男性の約3割と女性の約5割が、
支出を減らす際に「昼食代を切り詰める」と答えた。
昼食に弁当を持参していると答えた割合は男性で34.0%、女性で53.5%でいずれも前回から増えた。
10%の消費税率について「負担を感じる」と答えた割合は男性が84.2%、女性が92.9%で、
いずれも税率が8%の場合と比べて約10ポイント多い。
新生銀行の伊藤篤金融調査室長は「政府は増税にあわせて消費喚起策を実施するが、
足元の消費者心理は強くない」と指摘している。』
う~む、なるほど‥‥。
私は、定年退職後は給与収入が大幅に減少したので、
生活費を切り詰めるため、やむなく昼食にお弁当を作るようになりました。
そのお弁当の材料は、前日の夕食の残り物が主役で、
そのほかには、市販の卵焼きとミニトマト、そして梅干しを入れるのが、
毎日のお決まりのパターンとなっています。
ですから、昼食にはほとんどお金がかかっていません。
それにも関わらず、私の財布からは、ボディーブローに打たれるようにお金が出ていきます。
先ほどの記事では、今回の消費税率10%について、「負担を感じる」と答えた割合は男性が84.2%で、
税率が8%の場合と比べて約10ポイント多いという記述がありました‥‥。
節約する「のりしろ」が、だんだんなくなっていくのを実感する昨今です。(トホホ‥‥)