今日は春分の日です。「日刊☆こよみのページ」のHPには、次のような解説が書かれていました。
『今年のお彼岸の期間は、3/17~23。その真ん中の日が、彼岸の中日で春分の日で、本日がその日です。
さて、この彼岸の中日である春分の日は、「昼夜等分の日」ともいわれることがあります。
仏教の中道の精神の象徴として昼夜の長さが同じとなる日を彼岸の真ん中に据えたわけです』
ということで、お彼岸の中日の今日、妻と二人で実家のお墓参りに行ってきました。
普段は人を見かけることのない墓地ですが、さすがに今日は、何組かの家族の姿がありました。
もちろん、ご先祖様の墓前でお祈りしたのは、新型コロナウイルスの一刻も早い終息です。
さて、その新型コロナウイルスの感染が世界中で拡大するなか、
今日の日経新聞「FINANCIAL TIMES」には、
「コロナ対策 政府の出番」というタイトルの記事が掲載されていました。
記事の最初と最後の文章だけ抜き出して、この日記に残しておこうと思います。
・新型コロナウイルスの感染拡大がパンデミック(世界的な大流行)に発展したのは予想外なことではない。
もっとも現実は予想通りにはいかないのも確かだ。このパンデミックは公衆安全上の脅威にとどまらない。
2008年の金融危機を上回る経済的脅威となる可能性があり、
対処するには強力かつ賢明なリーダーシップが必要だ。
・この危機は必ず収まる。だが明日終わることはない。このパンデミックは恐慌を招く危険がある。
古代ローマの法格言を借りれば「国家の安寧が最高の法たるべし」だ。
戦争中はどの政府も上限を気にせず歳出を拡大する。
今回も自国の能力を可能な限り生かし、惨事を阻止すべきだ。
大胆な発想で、即、各国間で協力しつつ行動すべきだ。』
う~む、なるほど‥‥。「国家の安寧が最高の法たるべし」ですか‥‥。名言ですね。
この有事には、「政府が最後の借り手と支出を支える役割を果たすべきだ」とする論調は、
大いに納得できるところがあります。