今日19日の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、石井あらたさんの
「できる人と、できない人の間には、できるけど疲れる人がいるんだ。」という言葉で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『学校でもバイト先でもそこでのあたりまえになじめず、
和歌山県の限界集落でニートたちの共同生活の場を営む石井さん。
都会じゃない場所で、家族じゃない仕方で月々2万円弱で暮らす。
そういえばNGOもNPOも、Nonがつく、国家や企業「じゃない組織」。
「納得」を基準に生き方を選べば、少なくとも暗くならないでいられると。
「「山奥ニート」やってます。」から。』
う~む、なるほど‥‥。
「できる人と、できない人の間には、できるけど疲れる人がいる」ですか‥‥。
けだし、名言だと思います。
現役時は地方自治体、定年退職後は第三セクターと、通算で約40年間、
組織の中で生きてきましたが、この「できるけど疲れる人」は、どの部署にも必ず存在しました。
優秀な人なのだけれど、お相手をするには肩が凝るというか、緊張を強いられる人のことです。
なるほど確かに、「納得」を基準に生き方を選べば、少し違った人生が拓けるのかもしれません‥。