このところ、「梅雨の走り」のような雨天が続いています。
『雨のことば辞典』(講談社学術文庫)によると、
「梅雨の走り」は「走り梅雨」と同意で、「本格的な梅雨入りの前に現れる梅雨に似た雨」とのこと。
ほかにも、「前梅雨」「早梅雨」「迎え梅雨」とも呼ぶそうです。
いゃあ~、それにしても、「雨」についての言葉の多さには圧倒されてしまいます。
これって、日本語だけではないのかしら‥‥?
ちなみに、さきほどの「走り梅雨」には、次のような解説の続きがありました。
『しとしとと降りつづく梅雨ではあるが、稲の生育にとってはなくてはならない自然現象であり、
農家の人々は「走り梅雨」によって雨の訪れを感じほっと胸をなでおろすのではないだろうか。』
町内の農家の方々も、田植えの準備に余念がないのでしょうね、きっと‥‥。
さて、私はと言えば、雨が止んだ時間を見計らって、庭の草むしりに励みました。
水気を含んでいると、雑草も除去しやすいのです。
今日という日は、この軽作業でもって、「良し」としましょう‥‥。