今日は午前中、久しぶりにすっきりとした青空が広がりました。
風もほとんどなく、寒さも少し和らいだようです‥‥。
さて、今日の日経新聞一面コラム「春秋」は、サッカーW杯の話題でしたが、
そのなかに次のような記述がありました。
『‥‥南回帰線が通る優勝国アルゼンチンでは、折から22日の冬至まぢかで、
降り注ぐ夏の陽光の下、青と白の縦じまのユニホーム姿の人々が3度目の栄冠に喜びを爆発させた。
その南米の太平洋東側の赤道域で海面水温が低くなるラニーニャ現象が背景か、
北半球の日本では寒気が入り日本海側を中心に大雪に見舞われている。
「冬至冬なか冬はじめ」と言われる。
1年のお日さまの変化で見れば、この時期あたりを境に昼は徐々に長くなり、光もじわじわ強まる。
つまり「冬なか」。一方、気温は1月下旬の大寒のころを底に厳しくなる。
こちらは「冬はじめ」というわけだ。
再生を期す遠からぬ春に向け、少しずつ力を蓄える始点でもあろうか。』
へぇ~、そうなんですか。「冬至冬なか冬はじめ」という言葉(ことわざ)があるのですね‥。
昔の人は、上手な表現を思いついたものです。また一つ、勉強になりました。
ただ、冬至が、「実際には厳しい寒さの冬の開始を告げるものである」と言われると、
寒がりの私は、やはり身構えてしまいます‥‥。