昨日の対DeNA戦で阪神・大山選手が見せた9回2死一塁からの逆転2ラン。
野球は2アウトから‥。勝負は最後まで諦めてはいけないことを実感した見ごたえのある試合でした。
さて、今日は町立図書館に行って、8月18日(月)から22日(金)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この期間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。
まず、8月18日(月)は、富安陽子さんの
「よのなかは 〈こども〉と〈もと こども〉で できている」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『元はみな子どもであった。どんな子どももいつかは元子どもになる。
というか、人はおとなになっても内に子どもを宿している。
どどっと感動する力、凄まじい好奇心と集中力、微細な変化を見逃さない感覚のアンテナは、
芸術や科学に必要な資質でもある。干からびた成熟ではなく、ぐじゃぐじゃの未熟が大事。
これが文化を突き動かす。童話作家の「もと こども」から。』
なるほど、「どどっと感動する力、凄まじい好奇心と集中力、
微細な変化を見逃さない感覚のアンテナ」ですか‥。
孫娘の普段の様子を観察していると、およそこのようなものと縁遠いように思います。
いつもかったるそうな14歳の孫娘は、芸術や科学に必要な資質は持ちあわせていないのかもしれません。
「別の内に秘められた資質」で、文化を突き動かしてくれることを期待しています‥‥。