毎朝出勤前に、NHKニュース「おはよう日本」の「おはBiz」を見ています。
昨日4日にそのコーナーで放映された「カイシャインのおきて」のテーマは、
「さみしい50代にならないための準備」でした。
人材育成コンサルティング会社「Indigo Blue」会長の柴田励司さんは、
「さみしい50代」現象は「特に大企業や、成熟した事業をしているところに起きがち」で、
特定の仕事はできるけれど、それ以外のことになるとまったくできない「中途半端にできる人」が
一番問題だと指摘し、こういう人が“さみしい50代”になってしまうと話されていました。
また、柴田さんによると、仕事のスキルには「特定スキル」と「ポータブルスキル」の
大きく2種類があり、特定スキルは「会社である特定の仕事をするためのスキル」、
一方、ポータブルスキルは「文章力やプレゼン力、コミュニケーション能力など、
どの企業で働いても必要とされる基礎的なスキル」を意味するとのことで、
どうやら「中途半端にできる人」は、このポータブルスキルが足りないようです。
では、ポータブルスキルはどうすれば鍛えられるのか。
柴田さんは『何らかの仕事と離れた環境で、実際に「自分が文章を書けるか」
「人前で話ができるか」「知らないところに入って議論をまとめることができるか」。
こういうことをやってみたほうがいい。』とすすめられていました。
そのうえで、「自分への投資をするから、自分の仕事としての資産が生まれ、それを活用できる。
資産なしに50代、60代を迎えると、なかなか大変だと思う」と話されていました。
具体的な方法としては、社外での交流会や勉強会に参加すること、1分間のスピーチ訓練、
新聞の要約などもおすすめだということでした。
以上、番組HPの内容から引用・要約させていただきました。
番組を見て思ったのは、私の場合、
「特定スキル」がなく、さらに「ポータブルスキル」も足りなくて、
そのために、“さみしい60代”を迎えてしまったのではないか‥‥ということです。
自分への投資を怠った結果だと深く反省しています‥‥。
(60才を過ぎてからは、なんだか反省だけで生きているような気がします。トホホ‥‥)