日経新聞の「私の履歴書」では、現在、
茂木友三郎キッコーマン名誉会長の随想を連載中です。
第29回目となる今日の標題は「学ぶ」でした。
学び続けることの大切さを、茂木会長は次のとおり述べられています。
『経営者は、ビジネスチャンスを見逃さない感度を求められる。
危機への対処を迫られることもある。
当然のことながら、そのためには常に学び続けることが大切だ。』
また、どこで、どんな方法で勉強するのかについては、
『出社、帰宅、移動中の車内で新聞を読んでいる。
いま起きていることを知り、過去に起きたことの意味に思いを巡らせる上で、
新聞は欠かせない存在だ。
〜(中略)〜
出社前にシャワーを浴びながら、ラジオの解説番組に耳を傾ける。
テレビも見る。勉強の機会はどこにでもある。』
と述べられており、
ここまでは、私の日課とほぼ重なっていて、なんだか嬉しくなってきます。
行き帰りの通勤電車で本を読んだり、
昼休みに職場で日経新聞を読んだり、
就寝前にNHKのラジオ解説を聴いたりするのが私の日課ですが、
「こうした些細なことも勉強になる」といわれているような気がしたからです。
ただ、茂木会長と私の違いは、
茂木会長は、『人に会い、人の話を聞く。これが何よりの学びになる。』と述べられていますが、
私の場合は、「人に会い、人の話を聞く」ことがほとんどありません。
普段、「会う人、皆すべて師匠」の謙虚な姿勢で人と接しているつもりではありますが、
人生の師匠との出会いを求めて、もっと積極的に行動すべきなのかもしれません。