日経新聞電子版の第18回「ことばのドリル」にチャレンジしました。
今回の成績は「10問中8問」正解でした。
8問正解というのは、
「言葉に自信を持ってもいいでしょう」という評価になりますが、
これが次回以降もコンスタントに続くようにならないと
本物とは言えないですよね……。
ちなみに、私が間違ったのは次の2問でした。
【問4】「おっとり刀」の意味として最も適切なものはどれですか。
①落ち着いていて風格があるさま
②大急ぎで駆け付けるさま
③のんびりしているさま
④ふらふらと歩いて行くさま
【問8】秋に使う時候のあいさつのことばを並べました。
このうち、秋が深まっていく10月に使うには不適切なものはどれですか。
①秋冷の候(しゅうれいのこう)
②秋雨の候(しゅううのこう)
③錦秋の候(きんしゅうのこう)
④孟秋の候(もうしゅうのこう)
まず、【問4】の答えは②で、次のような解説がありました。
『もともと「おっとり刀(押っ取り刀)」は、
急な出来事で刀を腰に差す暇もなく手に持ったままでいることをいい、
現代では「おっとり刀で駆けつける」などと、
急いで駆けつける形容として用いる。
ところが、「おっとり」という音から
「のんびり」「ゆっくり」の意味だと思い込んでいる人も多い。』
はぃ、私もてっきり、「ゆっくり」の意味だと思っていました。
次に。【問8】の答えは④で、次のような解説がありました。
『「孟秋」は陰暦7月の異称で、「孟」は「はじめ」という意味。
「孟秋の候」は、新暦では8月上旬~9月上旬頃に使う。』
こちらは、「孟秋」という言葉さえ知らなかったので、
最初からお手上げの状態でした。
いつか8月上旬~9月上旬に手紙や葉書を書く機会があったら、
この言葉を時効のあいさつに使ってみたいと思います。
相手の方も、きっとビックリするでしょうね……。