日経新聞電子版の第21回「ことばのドリル」にチャレンジしました。
今回の成績は、「10問中6問正解」という結果でした。
間違った問題を再び間違わないために、
いつものようにその質問と正解を、この日記に書き残しておきます。
【問1】誤字がなく正しいものはどれですか。
①一堂に会する ②孫にも衣装 ③木で花をくくる ④実も蓋もない
正解は①でした。②は「馬子にも衣装」、③は「木で鼻をくくる」、
④は「身も蓋もない」が正しいのですが、
私は、①は「一同」じゃなかったっけ?と思って、②を選択してしまいました。
ちょっと恥ずかしいなぁ~。
【問5】次の慣用表現をカッコ内のように1カ所区切る場合、
正しいものはどれですか。
①きら星のごとく(きら星、のごとく) ②間髪を入れず(間髪、を入れず)
③一頭地を抜く(一頭地、を抜く) ⑤五里霧中(五里、霧中)
正解は③でした。「五里霧(ごりむ)」が一つの言葉であり、
五里四方に立ちこめる深い霧の意味であることを、今回初めて知りました。
【問8】鍋物の代表格「すきやき」は漢字でどう書きますか。
①数寄焼 ②鋤焼 ③好焼 ④隙焼
正解は②でした。こうして改めて問われると自信がなく、
私は①を選択してしまいました。
鋤焼きの語源は、維新前まだ獣肉食が嫌われていた頃、
屋外で鋤の上にのせて焼いて食べたからとも、
肉をすき身(薄切り)にしたからともいわれているそうです。
この「ことばのドリル」では、なかなか満点が取れませんが、
今後も、粘り強くチャレンジしたいと思っています。
ところで、今日14日の産経新聞「産経抄」を読んで、
この日が「愛と希望と勇気の日」であることを知りました。
1959年1月14日に、南極大陸で1年間置き去りにされた
日本の南極観測隊の樺太犬のタロとジロの生存が確認されたことに由来し、
人々に愛と希望と勇気を与えたので記念日に制定されたそうです。
私は、タロとジロの話は、高倉健さん主演の映画で知っていましたが、
こんな粋な名前の記念日があるとは知りませんでした。
「もっとPRしてもいいのになぁ~」とも思いましたが、
このような美談にまつわる記念日は、
かえって控えめな方が奥ゆかしいのかもしれません。
控えめなのが奥ゆかしいのは、花や人間も同じような気がします…。