関西在住の甥っ子の結婚式が、あと一月半に近づいてきたので、
今日は三越松山店に白いワイシャツを買いに行きました。
紳士服売り場の店員さんによると、結婚式では、同じ白は白でも、
柄物ではなく無地がフォーマルとのことでした。
三越松山店で買い物を済まし、
今度は徒歩でJR松山駅前の「喜助の湯(きすけのゆ)」に行きました。
下の3枚の写真は、道中にある松山市「城山公園」で撮ったものです。
まず一枚目は、「松山城」とその下にある「二の丸公園」です。
2枚目は、「さくら広場」のソメイヨシノです。
つぼみが膨らんで、開花が近づいていることを感じさせます。
最後は、「松山城」をアップで写したものです。
「春や昔 十五万石の 城下哉」(正岡子規)
俳人の神野紗希さんは、子規のこの句を次のように解説されていました。
『変わりゆく世界にも、変わらず春は来る。
城山は芽吹きの只中、桜も咲き、見晴るかす海の輝きに春風が吹けば、
何も変わっていない気も。
去りゆく時代の姿を、子規は「春や昔」という豊かなしらべで、
光とともに、永遠に言葉に刻んだ。』
ところで、尊敬・敬愛する衆議院議員(愛媛3区)の白石徹先生が、
彼岸の入りの昨日17日、
悪性リンパ腫のため、60歳という若さでお亡くなりになりました。
白石先生には、山本順三先生とともに、県庁稲門会を通じて
県議時代から大変お世話になりました。
白石先生は、政治家といっても偉ぶったところが決してなく、
いつも笑顔で気さくに話しかけてくれました。
また、白石先生はアイデアマンで、しかも行動力があって、
これからの日本を正しい方向に導いてくれる
政治家のお一人だと私は常々思っていました。
結局、昨年2月13日(土)に、県庁稲門会の懇親会でお会いしたのが、
白石先生との今生のお別れになってしまいました。
志が高く、いつも日本と愛媛の将来を熱く語られていた白石先生……。
ご本人はさぞかし無念だったろうと思うと、たまらなくなります。
「散る桜 残る桜も 散る桜」
同世代だった白石先生は先に逝かれましたが、
私にも、いずれ「その日」はやって来ます……。
それまで一日一日を大切に生きようと、今日は松山城を眺めながら思いました。
ご冥福を心からお祈りいたします。