めまいがひどく身体が絶不調で、この日記を書くことさえできませんでした。
明日は仕事を休んで、総合病院に行って診察してもらおうと思っています。
さて、昨日の朝日新聞デジタル版の「波聞風問」(はもんふうもん)は、
多賀谷克彦編集委員の執筆による
『ミレニアル世代~仕事中心の社会変えるか』というタイトルの記事でした。
記事によると、「ミレニアル世代」には明確な定義はないけれども、
1980年以降に生まれ、世紀をまたいで社会に出たので、こう呼ばれ、
来春就職する学生は「ミレニアル世代」と呼ばれる世代の最後に近いとのことでした。
そして、その世代の特徴が、次のようにわかりやすく解説されていました。
『所得格差が広がった時代に育ち、世界金融危機を経験し、
目先の利益を追う資本主義に懐疑的といわれる。
米国の人口の20%を超え、その動向は話題になりやすい。
日本の同世代の価値観も、彼らに近いものがあるという。
日本の「ゆとり世代」と部分的に重なる。
共通なのは、ものごころついたときはインターネット社会だった。
バブル崩壊後の経済の低迷、大企業の破綻、
人員削減を見聞きしてきた世代でもある。地球環境への意識も高い。
こうした共通体験は消費行動、職業観などに影響しているという。
この世代は、ブランド品に関心が薄く、モノを所有することにこだわらない。
旅行やコンサートなどの体験型の消費を優先するという。
スマートフォンを使い、買う、話す。SNSを使い国境を簡単に超えられる。』
そういえば、私の娘も1985年生まれで、「ミレニアル世代」の一人になります。
娘の行動を振り返ってみると、毎年のように旅行に行き、
吉井和哉さんのコンサートがあれば全国どこであろうと観に行き、 そして
アメリカ留学していた時の友達と国境を越えて日々SNSでつながっている…。
上記の「ミレニアル世代」の特徴にぴったりと当てはまります。
では、この世代が社会の担い手となったとき、世の中はどう変わるのか?
記事では、この世代は小学生時代から、
学年ごとの同級生とネットでつながっていて、 他の人脈もあり、
仕事中心の大人社会が変わるかもしれないと指摘していました。
さらに、「若い世代を知ること、自らと比べることは未来の社会を考えることだ」、
「彼らとは住む世界、世代が違うからと言ったときから、
見えるものも見えなくなってしまう。」とも書かれていました。
う~む、……。 我が娘の姿は未来の社会の姿ですか……??
これから娘を見る目が変わってしまいそうです……。(苦笑)