日中はよく晴れて穏やかな天気となりました。
さて、今日は、デイサービスに行く父を見送った後、
映画「男はつらいよ お帰り 寅さん」を観に行ってきました。
映画の冒頭に桑田さんが歌う、主題歌「男はつらいよ」もよかったけれど、
映画の最後に渥美さんが歌う、主題歌「男はつらいよ」を聴いていると、涙がボロボロ出てきました。
♬ 奮闘努力の甲斐もなく 今日も涙の 今日も涙の陽が落ちる 陽が落ちる
もちろん、肝心の映画の内容もよかったです。
久し振りに拝見した後藤久美子さんは、相変わらずの美人さんだったし、
懐かしい歴代マドンナをいっぺんに観られるという、幸せな時間を過ごすことができました。
それにしても、なぜ最後に涙が止まらなくなったのかしら‥‥?
それはおそらく、寅さんや映画の登場人物を通して、
自分の来し方を懐かしく振り返ることができたからだと思います。
辛いことや悲しいこと、いろいろな出来事があったけれど、
今振り返れば、良き時代を生きてきたと、つくづく感じます。
なお、映画のなかで寅さんは、「困ったことがあったらな、風に向かって俺の名前を呼べ。
どっからでも飛んできてやるから。」と、甥っ子の満男に言っていました。
これも名セリフで、もう二度と会えないけれど、心の中で生き続ける人を持てることも、
幸せな人生だと思いました‥‥。