今日から二十四節気の「立春」、七十二候では「東風凍を解く(はるかぜこおりをとく)」です。
改めて「こよみのページ」のHPで確認してみると、
『この日から立夏の前日までが春。まだ寒さの厳しい時期ではあるが日脚は徐々に伸び、
九州や太平洋側の暖かい地方では梅が咲き始める頃である。』との解説がありました。
昨年の年末頃には、仕事が終わって事務所を出る時刻に、外は真っ暗だったのに、
今は帰宅する時刻になっても、まだ明るい日差しが残っています。
そして、我が家の庭のヒマラヤユキノシタには、
いつの間にか、遠慮がちにピンクの花が咲こうとしています。春が確実に近づいているようです。
ところで、今日の日経新聞の社会面に、
歌手の梓みちよさんが、76歳でお亡くなりになった記事が掲載されていました。
梓さんといえば、「こんにちは赤ちゃん」があまりにも有名ですが、
私は「お嫁さん」という曲がとっても大好きです。
いつ聴いても懐かしさのあまり、涙ぐんでしまいます。
♬ わからないの 教えて いけない時 叱ってね ため息が出るほど やさしい貴方
茜の雲 流れる 日暮れの空 見上げて 涙をうるませる 時もあるの
幼い日から 憧れた その名かわいい お嫁さん
お耳に 口寄せて 甘く今日も ささやく あなたが好きだから お嫁に来たのよ
子どもの頃、この曲や、加山雄三さんの「お嫁においで」を聴いて、
生意気にも、自分の「まだ見ぬお嫁さん」を夢見たりしていました‥‥。
来世で生まれ変わったら、今度こそ「ため息が出るほど やさしい貴方」と言われるように
精一杯努力することを、夢を与えてくれた亡き梓さんに誓いたいと思います。