今日の日経新聞一面コラム「春秋」に、小松左京さんの小説が、次のように書かれていました。
『南極大陸を除くすべての大陸に広がった‥‥。
新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)ぶりは、いまやこう表現される。
小松左京が1964年に発表した「復活の日」を思い浮かべる方もいるだろう。
たまたま南極に居合わせた人たちが新種の感染症を生き延びる、SF小説である。
80年に映画にもなったこの物語で人類を絶滅の瀬戸際に追い詰めるのは、
人工的につくられたウイルスだった。‥‥』
私もちょうど、この「復活の日」という本を読み進めているところです。
読書感想文は、いずれこの日記に書き残しておくつもりですが、
本来はSF小説のはずなのに、「まるでリアルタイムの出来事」のようで、
読んでいて非常に緊迫感があります。
また、小松さんがこの本を書かれたのは、前回の東京オリンピックの年で、
なんだか因縁めいたものを感じます。
- 作者:小松 左京
- 発売日: 2018/08/24
- メディア: 文庫
追記
明日は、職場の送別会なので、この日記はお休みします。
私の勤務先は少人数なので、熟慮の結果、「中止」でもなく「延期」でもなく、
当初の予定どおり「開催」することに決まりました。