最近になって、「ウェルビーイング」と「ディーセンシー」という言葉を知りました。
「ウェルビーイング」は、日経新聞「やさしい経済学」で連載中の、
「幸せ中心社会への転換」を読んで知った言葉で、同じ「幸福」と訳されることがあっても、
「well-being」(ウェルビーイング)は、身体的・精神的・社会的に「良い状態」を表し、
「happiness」は感情的に幸せな状態、すなわち短期的な心の状態を表す、という解説がありました。
また、「ディーセンシー(decency)」という言葉は、
今日の日経新聞一面コラム「春秋」に書かれていたもので、
米大統領選で勝利を確実にしたバイデン氏、副大統領候補のハリス氏の演説で、
米国が取り戻すべき価値として、2人そろってこの言葉を用いたとのことで、
辞書を引くと「品位」や「良識」といった意味があるそうです。
この二つの言葉は、これからの時代の「キーワード」、
すなわち、私たちが共有すべき「価値観」になるのかもしれません‥‥。
「グローバル資本主義」における「価値観」とは、明らかに違うニュアンスがあります。