今日の愛媛新聞「生活」欄の「教えて!達人 くらしUP術」に、
『日本の七十二候を楽しむ~旧暦のあるくらし』の著者で、
詩人の白井明大さんへのインタビュー記事が掲載されていました。その一部を引用させていただきます。
Q 旧暦を軸にした暮らしの良さは。
A 時は、意識しないといつの間にか過ぎ去ってしまいますが、
二十四節気や七十二候を知ることはせわしない暮らしの中で、立ち止まるきっかけをくれると思います。
Q とはいえ72の季節を意識し続けるのは、少し大変かもしれません。
A 季節は毎日身近にあって、
例えば、朝起きて顔を洗う時の水の温度でも季節の変化を感じることができます。
自分の好きな花や鳥だったり、散歩していて気持ちの良いコースだったり、
身の回りのちょっと眺めていたい風景だったり。
身近な風物や場所を軸にして、季節の移ろいを見つめてみてはどうでしょうか。
はぃ‥、私は、もう数年も前から、「こよみのページ」のHPで、
「二十四節気」や「七十二候」を確認することが、一つの楽しみでもあり、また、習慣にもなっています。
なお、白井さんは、さきほどの記事の中で、
「自然の変化を感じるには、自分の中に余白のような時間が必要なんですよね」
「季節には季節の時間が、人の心には心の時間があります」とおっしゃっていました。
どちらも名言だと思います‥‥。本もぜひ買って読んでみたいものです。