今の季節は、最も暑い頃とされる、二十四節気の「大暑」の期間中(7/23~8/6)ですが、
今日2日は、七十二候の「大雨時行(たいうときどきふる)」で、「暮らし歳時記」のHPには、
『ときどき大雨が降る頃。むくむくと湧き上がる入道雲が夕立になり、
乾いた大地を潤します。』と書いてありました。
子どもの頃、自宅近くの海岸で友達と泳いでいたら、
ついさっきまでの青空が、魔法にかけられたように急に暗くなって、
そのあと、激しい雷雨に見舞われたことがよくありました。
雨が止んだ後はまた青空が戻ってきて、
遠い水平線に沈む夕陽の輝きも、そういう日にはまた格別なものがあったと記憶しています。
でも最近は、この「夕立」というものが、ほとんどなくなってしまったように思います。
そして、天を突き抜けるようにそびえ立つ入道雲も、
あまり見かけなくなったように感じるのは私だけでしょうか‥‥?
西日本豪雨からもうすぐ一か月‥‥。
愛媛県内の被災地でも、水道施設などの基幹インフラが復旧しつつあります。
「大雨」も、この七十二候のように、ときどき降ってこそ、風情と有難味があるのだと思います。