昨日の「俳句甲子園」決勝に続き、今日は「夏の甲子園」決勝をテレビ観戦しました。
試合は、「仙台育英」が「下関国際」に「8」対「1」で勝利しました。
スタンドで下関国際を応援されていた皆さんは、大阪桐蔭や近江といった強豪校を撃破し、
優勝への期待が高かったその分、敗戦時はさぞかし落胆されたのではと拝察します。
今から56年前の1966年8月24日、
当時、小学5年生の私は、甲子園のスタンドで「中京商」対「松山商」の決勝戦を観戦していました。
試合は、「1」対「3」で松山商は敗北しました。
敗戦の瞬間の、何ともやるせない気持ちは、昨日のことのようにこの心身に染み込んでいます。
ただ、その3年後の1969年8月19日、「松山商」対「三沢」の決勝戦再試合では、
松山商が勝利した瞬間を甲子園のスタンドで観ることができました。
今日敗れた下関国際も、さらに精進を重ねて、次こそ深紅の優勝旗を持ち帰ってもらいたいと思います。
一方、優勝した仙台育成は、選手個々の能力を最大限に生かす、総合力の高いチームでした。
甲子園で決勝までたどり着くには、完投能力のあるレベルの高い投手が、
少なくとも2人以上は必要なことを、私は改めて実感した次第です。
報道によると、仙台育英は1989年の夏、2001年の春、2015年夏に続く4度目の決勝で、
ついに春夏通じて初めての頂点に立ったとのことでした。
東北各県の皆様など、悲願の優勝を持ち詫びていた関係者の皆様に心からお喜びを申し上げます。
二つの「甲子園」が終わって、「祭りのあとの淋しさ」のようなものを今は感じていますが、
これからは、甲子園に戻ってくる、我らが阪神タイガースの応援に切り替えることにします‥‥。