しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

「ほんとうの大人」とは

パソコンのリセットと主要なアプリの再設定を、

不器用な私にしては比較的スムーズに終えることができました。

「災い転じて福となす」というか、不要なファイルなどが整理でき、かえってスッキリして良かったです‥。


さて、今日は町立図書館に行って、昨年12月25日(日)から12月31日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは、12月25日(日)と12月31日(土)でした。

まず、12月25日(日)は、サン=テグジュペリ

「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。

(しかし そのことを忘れずにいるおとなは いくらもいない。)」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『子どもは誰も拒まない。どんな生き物とも差をつけずに語らう。

 ほんとうの大人になるにはこうした寛(ひろ)さ、あどけなさを失ってはならない。

 内なるそれを護(まも)りとおしてこその大人である。

 狭まった視界、眼を覆う因習の雲り。そんな眼をもういちど開くために、

フランスの作家はこの童話を書いた。「星の王子さま」(内藤濯(あろう)訳)から。』


「おとなは、だれも、はじめは子どもだった。」‥。はぃ、あまりにも有名な名言です。

そして、鷲田さんの解説の「ほんとうの大人になるにはこうした寛(ひろ)さ、

あどけなさを失ってはならない。内なるそれを護(まも)りとおしてこその大人である。」を読んで、

忸怩たる思いがありました。

私はこの年になっても、まだ「ほんとうの大人」になり切れていないのかもしれません‥‥。

続きはまた明日にします。


追記

町立図書館の玄関ホールには、きれいな生け花が活けられていました。新春らしい光景です‥‥。