しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

我において浮雲のごとし

町立図書館で閲覧した12月6日(水)の朝日新聞一面コラム「天声人語」は、

自民党安倍派の裏金疑惑に関連した内容でしたが、そこには次の論語の言葉が引用されていました。

「不義にして富み且つ貴きは、我において浮雲のごとし」


ネットで調べると、次のような丁寧な解説がありました。

『財産や地位よりも、道徳や礼節を守って生きていくことの方が、人間としては大切である、という教え。

 [由来] 「論語―述而」に見える、孔子のことばから。

 「貧しい暮らしであっても、人生の真の楽しみを見つけることはできる」と述べたあと、

 「不正な手段で手に入れた財産や地位は、私にとっては空に浮かんでどこかへ流れていく雲のように、

 はかなくて関係のないものだ」と述べています。』


この言葉がすぐ頭に浮かぶコラムニスト氏の力量に、私はただただ感心するばかりです‥。

国民の多くも、「我において浮雲のごとし」と述べる、孔子の心境ではないでしょうか‥‥。