しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

母の「最後の教育」

今日の東京株式市場で、日経平均株価が史上最高値を更新しました。

終値は前日比836円(2%)高い3万9098円、バブル期の1989年12月29日につけた

これまでの最高値(3万8915円)を上回り、初めて3万9000円台にのせました。

日経新聞電子版に書かれていたこの記事を、記念に書き残しておきます。

とはいっても、私のような庶民には、まるで遠い世界の出来事のようです‥。


さて、昨日の続きです‥。

2月16日(金)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、17日に続いて最相葉月さんの

「過去は過去、今は今。今日から始まる思い出だってある。」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『母が若年性認知症を患いだしてほぼ30年。遠隔地から通い、

 その後近所の高齢者施設に助けてもらい介護にあたってきたノンフィクション作家。

 元気だった頃の母はもう思い出せず、

 「納得のいく人生」は「やりたいことを自由にできる」人生とは別なのかと独り言つ。

 でも心に残ることはこれから作れる。これが母が私に与えた「最後の教育」だと。「母の最終講義」から。』


なるほど、「心に残ることはこれから作れる」ですか‥。

はて、私の母が私に与えた「最後の教育」は、いったい何だったのだろう‥‥?