一時、雷が鳴って、大地を打つように雨が降りました‥。
さて、今日は町立図書館に行って、2月11日(日)から17日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
行きは雨は止んでいたけれど、帰りは傘がほとんど役に立たず、ずぶ濡れになりました。(トホホ)
この一週間で印象に残ったのは、三つの「ことば」でした。
まず、2月15日(木)は、最相葉月さんの
「何かあって責任を問われるとしたら、行ったことではなく、
行くにあたってどこまで準備できていたかに対してだろう。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『戦禍や感染症に苦しむ人々の様子を知ることができるのは、ジャーナリストがいるからだ。
拘束されたり感染したりするのは「職業上のリスク」。
リスクがあるから現場に行かないのはジャーナリストではないと。
幾多の現場に臨んできたノンフィクション作家の重い言葉である。“命懸けの仕事”は比喩ではない。
「母の最終講義」から。』
なるほど、「リスクがあるから現場に行かないのはジャーナリストではない」ですか‥。
「自ら実践していないと語れない言葉」ですよね‥。
今回の「ことば」とその解説を読んで、“命懸けの仕事”をする人のおかげで社会が成り立っていることを、
改めて認識した次第です‥‥。