今日は町立図書館に行って、10月1日(日)から10月7日(土)までの
朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。
この一週間も印象に残る言葉が盛りだくさんでした。
まず、10月1日(日)は、白洲正子さんの
「神に祈る姿は、世の中で最も美しいものの一つです。」という「ことば」で、
いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。
『祈りは、ある慾や願いが元にあったにせよそれさえ忘れ、
自分を遥かに超えるものに身を委ねることだと随筆家は言う。とはいえこれほど難しいこともない。
だから、自然の情景や絵を見て思わず「ああ、いい」とため息を洩らし手を合わせたくなる、
その気持ちを大切にすればいい。「安心出来るという、これ以上の強みは人間としてない筈です」と。
「こそけきもの」から。』
はぃ、「ため息を洩らし手を合わせたくなる、その気持ち」というのは、よく分かります。
そしてこの気持ちの正体は、「安心」だったのですね‥。
また、「祈り」は「自分を遥かに超えるものに身を委ねること」という定義にも大いに頷けます。
納得の「ことば」とその「解説」でした‥‥。