しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

何もしないことの価値

今日は町立図書館に行って、4月7日(日)から13日(土)までの

朝日新聞一面コラム「折々のことば」を、まとめ読みしてきました。


この一週間で印象に残ったのは、二つの「ことば」でした。

まず、4月10日(水)は、暉峻淑子(てるおかいつこ)さんの

「何かをすることと同時に、何もしないことの価値がみとめられているのも、また豊かではないか。」

という「ことば」で、いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『生活経済学者は、平成の初め、バブル経済の絶頂期に、

 日本社会は「経済大国」になったが「豊かな国」ではないと書いた。

 より多く持とうと人々が逸(はや)る中で、格差や不公平は拡大するばかり。

 自然や他の人から多くの恵みを「自分をカラにして受けとる」豊かさを

 まだまだ体得していないのではないかと。「豊かさとは何か」』


なるほど、「自分をカラにして受けとる」豊かさをまだまだ体得していない、ですか‥。

バブル絶頂期に書かれた内容は、今でも変わらないような気がします。

変わったのは、名目GDPがドイツに抜かれ世界4位に後退するなど、

日本社会がすでに「経済大国」でさえなくなってしまったこと、かしら‥‥?


追記

毎年のように自然増していたメダカが、とうとう3匹になってしまいました。

そのため、今日はメダカ数匹とホテイアオイを購入しました。

メダカが増えなくなったのは、鉢のなかに川エビを一緒に飼っているのが原因かもしれません‥‥。