しんちゃんの老いじたく日記

昭和30年生まれ。愛媛県伊予郡松前町出身の元地方公務員です。

横に並んで佇む

昨夜11時過ぎの強い横揺れの地震のあと、

私はその後の余震が心配で、なかなか眠りにつくことができませんでした。

全国ニュースになったこともあって、兵庫県赤穂市と東京都練馬区に在住の従姉妹から、

それぞれお見舞いのLINEメールが届きました。心配してもらって、有難き幸せです。

と同時に、今回の地震南海トラフ巨大地震の前触れのようで、なんだか嫌な予感がします‥。


さて、昨日の続きです‥。

4月13日(土)の朝日新聞一面コラム「折々のことば」は、柴崎友香さんの

「「同じところ」を答え合わせ的に探すだけだともったいないな」という「ことば」で、

いつものように鷲田清一さんの、次のような解説がありました。


『「共感」というのは、他人と同じ思いになること、そこに自分の気持ちを探し当てることではなく、

 むしろ「わからないからこそわかりたい」と願うところに生まれるものだと、小説家は言う。

 そこに必要なのは、向き合うというより「横に並んで佇む」ような姿勢なのだと。

 小説家・滝口悠生との対談「エモーショナルな言葉を探して」(「新潮」2018年11月号)から。』


なるほど、共感に必要なのは、向き合うというより「横に並んで佇む」ような姿勢なのですか‥。

横に並んで佇んでくれる人が一人でもいれば、それはとっても幸せなことですよね‥‥。