昨日(1日)、関東大学ラグビー対抗戦の伝統の一戦、
「早稲田大」対「明治大」の試合が行われ、早稲田が明治に15対3で勝利しました。
現在の国立競技場で行われる最後の早明戦ということもあって、
テレビのスイッチを入れた瞬間の国立競技場は、
ここ数年見ることができなかった満員の観衆で埋め尽くされていて、
試合開始前から、私はとてもハイテンションでした。
試合といえば、明治のプレッシャーが強かったせいか、
早稲田伝統の展開ラグビーを観ることはできませんでしたが、
ゴールラインを背にしての鉄壁の守りは、しっかりと受け継がれていました。
後で知りましたが、
試合終了後に、ユーミンが名曲「ノーサイド」を歌ったそうですね…。
国立競技場にいらした方は幸せですね。
是非テレビでも、その様子を放映してほしかったです。
さて、「ノーサイド」の歌詞には、次のような文章があります。
『何をゴールに決めて 何を犠牲にしたの 誰も知らず
歓声よりも長く 興奮よりも速く 走ろうとしていたあなたを
少しでもわかりたいから
〜(略)〜
同じゼッケン誰かがつけて また次のシーズンをかけてゆく』
雪の中で明治の猛攻をひたすら耐え忍んだ試合
FB今泉が80メートル独走してトライを決めた試合……などなど。
今でも瞼を閉じれば、かつての名勝負が当時の歓声とともに蘇ってきます。
「ノーサイド」の歌詞にあるように、
毎年、ゼッケンをつける選手は変わるけれど、
早明伝統の一戦は、きっとこれからも変わることなく続いていくのだと思います。